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松戸・金ケ作に農産物直売所 JA直営、地元の野菜・果物・生花など扱う

「さいてって」の米川智幸店長。手にしているのは松戸市の農家が生産する「アスパラ菜」

「さいてって」の米川智幸店長。手にしているのは松戸市の農家が生産する「アスパラ菜」

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 ファーマーズマーケット(農産物直売所)「さいてって」(松戸市金ケ作、TEL 047-711-7707)が10月26日にオープンした。

「さいてって」店舗外観

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 売場面積は約200平方メートル。とうかつ中央農業協同組合(JAとうかつ中央)が、地産地消の拠点として地域経済の活性化を目指すとともに、生産者の販路拡大、所得向上を図る目的で、同組合常盤平支店の敷地内に開設した。JAとうかつ中央が直営する農産物直売場は同店が初めてになる。

 同店の愛称は公募を行い、800通を超える応募作品から決定した。「野菜を農家の手から直接消費者の手へ」という思いを込め、「やさい」の「さい」、「手から手」を「てって」とし、合わせて「さいてって」と名付けたという。

 同組合の事業地域(松戸市、鎌ケ谷市、流山市)の地場野菜や果物、生花などの農産物と、それらが原材料の加工品を中心に扱う。商品は、同地域の生産者約150からの受託販売。袋詰めと値付けは行ってもらい、持参してもらうかトラックの集荷便を利用して同店に持ち込んでもらう。

 地場農産物のほか、生産者が作った弁当・総菜や、千葉県内で捕獲されたシカ・イノシシの肉、それらを使ったソーセージなどの加工品、JAとうかつ中央と他地域の農業協同組合との「産地間交流」により仕入れた鶏肉、リンゴ、お茶なども販売する。

 米川智幸店長は「量り売りイベントを開いたり、地元の農産物を使った料理を販売することを条件にキッチンカーを募集したりするなど、新たな取り組みも計画している」と話す。

 営業時間は9時~17時。火曜定休。

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