「自然の家まつり」が、千葉県立手賀の丘青少年自然の家(千葉県柏市泉)で11月12日に開催される。
手賀の丘青少年自然の家は、社会教育、宿泊学習などを目的とした青少年教育のための宿泊研修施設で、宿泊室、体育館のほか、プラネタリウム、フィールドアスレチック、野外炊飯場などを設置している。同イベントは、地域との交流をテーマに同施設が毎年開催しているもので、今回が14回目。
当日は、直径2メートル程度の白い鉄製の2本の輪の中に入り体操を行うドイツ発祥のスポーツ「ラート」(13時~)、米粉の餅で作った鳥などを木の枝に飾る伝統行事「鳥びしゃ」、杉板をガスバーナーであぶり、オリジナルのプレートを作る「焼き杉」(10時30分~、14時~、各回先着40枚)などの体験を用意。フリーマーケットには63店舗が出店を予定しており、ベビー用品、おもちゃ、子ども服、本などを販売する。
食堂ではカレーライス、焼きそば、菓子パンなどを提供する。館外の模擬店では、小麦で作った皮であんを包んだ千葉県北総地区の郷土料理「ばらっぱまんじゅう」、手賀地区産の野菜などを販売するほか、豚汁を無料で配布する。
同施設職員の山田翔さんは「コロナ禍のため2020年は開催できず、昨年と一昨年は検温、消毒、マスク着用、換気を徹底し、ブース数も絞って開催していたが、今年は従来通りとなる。久しぶりに制限のない『自然の家まつり』を皆さんに楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~14時30分。入場無料。室内履きの持参が必要。雨天決行(フリーマーケットは雨天中止)。