きらりホール(鎌ヶ谷市富岡1、TEL 047-441-3377)で8月21日、市内在住のピアニスト徳川眞弓さん出演の「ホッとたいむコンサート『子象ババールの物語』」が開催される。
1931年にフランス人の絵本作家ジャン・ド・ブリュノフが発表した「ぞうのババール」を基にプーランクが作曲した音楽物語「子象ババールの物語」の語り手を担当する松戸市民劇団の向後文大さん
徳川さんは、東京芸術大学と米インディアナ大学院を修了後、スペイン各地、カナダなどでの演奏活動を経て帰国。現在は、ソロ・リサイタルをはじめ、さまざまなコンサート活動をしながら、市内で「MOMOピアノ教室」を主宰。「ポートレート」と「レコード芸術」の特選盤に選ばれた「プーランク:子象ババールの物語/ドビュッシー:子どもの領分」の2枚のCDをリリースしている。
「子象ババールの物語」は、フランシス・プーランクが1945年に作曲したピアノと語り手のための音楽物語。語り手の向後文大さんは、松戸市民劇団に所属し、市役所ロビーコンサート(現在も毎月開催中)の司会・進行を務めた際、音楽監督の徳川さんと知り合ったことが縁で、「子象ババールの物語」を「演奏と朗読」という形で、いっしょに取り組むことになった。
演目は、「子象ババールの物語」(プーランク)、「からたちの花」(山田耕筰)、「別れの曲」(ショパン)ほかを予定している。
開催時間は、昼の部=13時開場、13時30分開演、夜の部=19時開場、19時30分開演。チケットは、大人=1,500円、子ども=500円。きらりホール窓口で販売している。