「アートパーク16~ニューワールド爆誕~」が9月10日、松戸中央公園(松戸市岩瀬)で開催される。
昨年の「アートパーク15~伝説のクリエイティブ魂~」の様子・3
「アートパーク」は聖徳大学(同)の児童学研究所および生涯学習研究所が主催するアートプロジェクト。同大学が地域、行政などと連携し、2008(平成20)年から毎年行っている。
同大学の学生はワークショップを開く。カンガルーの親子をかたどったモニュメントの下で段ボールを積んだりつなげたりし、絵の具を塗って遊んでもらう「かんが☆エール」、身近なもので楽器を作って演奏してもらう「はちゃめちゃカーニバル」、着てみたい服を作ってファッションショーを演じてもらう「もりのようふくやさん」、クリアカップに飾り付けをして「うちゅうじん」を作ってもらう「そよそよおもしろうちゅうじん」などを展開する。
松戸市立中学校8校の美術部有志が廃棄されるビニール傘に絵を描いて展示する「パラレルパラソルワールド」を行うほか、松戸駅周辺の町会・商店会で構成する「松戸まちづくり会議」は、シャボン玉ワークショップを行う。アーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」(松戸市本町)は、シャベルで掘った穴に石こうを流し、固まった物に彩色する「掘った形を発掘しよう」を行う。
同大学教育学部児童学科の大成哲雄教授は「16年目になるアートパークは、毎回地域の子どもたちが楽しみにしているイベント。今年も体験を重視した13のワークショップを用意している。汚れてもいい服装で来て、絵の具遊びや工作などのワークショップを自然の中で思いきり楽しんでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~15時。参加無料。小雨決行(雨天の場合は9月17日に延期)。