「博物館子ども教室『甲冑(かっちゅう)を着てみよう!』」を9月18日、流山市立博物館(流山市加1、TEL 04-7159-3434)が開催する。
同館は1978(昭和53)年6月に流山市制10周年記念事業として開館。常設展示として、旧石器時代から現代に至る流山の歴史や民俗を13のコーナーに分けて紹介している。「子ども教室」として小学生・中学生を対象に年に10回程度、勾玉(まがたま)製作体験、みりん料理や茶道などの講座を開催している。
同館学芸員の松本武之さんは「当館が開館前に資料の寄贈を受けた永井仁三郎のコレクションの中に甲冑があったが、収蔵庫で日の目を見ない日々が続いていたので何か活用できないかと思い、子ども教室で甲冑を着てみるイベントを昨年初めて企画した」と話す。
甲冑を着て記念撮影を行うほか、甲冑の部品、刻まれている家紋についての講義を通じて、甲冑の歴史や種類を学ぶ。
松本さんは「実際に着てみることでサイズ感や重さを体験し、昔の人の体の大きさ、甲冑を着て戦に出陣する人の気持ちなどを身近に感じてもらえれば」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~11時、11時~12時、14時~15時、15時~16時。要保護者同伴で、定員は各回5組。参加無料。参加申し込みは「ちば電子申請サービス」で2日10時から先着順に受け付ける。今月17日17時締め切り。