「千葉県誕生150周年記念行事オープニングイベント」が6月11日、「森のホール21」と「21世紀の森と広場」（松戸市千駄堀）で開催される。

松戸市在住のBMXプロライダー、佐々木元選手がパフォーマンスを行う

　千葉県は1873（明治6）年6月15日に木更津県、印旛県が合併して誕生し、今年は150周年の節目に当たる。同イベントは、6月から1年間「県誕生から150年を振り返り、続いていく未来に思いをはせる」をテーマに県内各地で実施する記念事業の皮切りとして、千葉県の主催で開催する。

　「森のホール21」の大ホールでは記念式典を開く。ピアニストの西川悟平さんの演奏で始まり、千葉県誕生150周年記念事業の総合プロデューサーを務める小林武史さん、総合ディレクターの北川フラムさん、熊谷俊人知事によるトークセッション、千葉交響楽団および千葉県少年少女オーケストラのコンサートなどを行う。

　小ホールではロックバンド3組による「ミュージックライブ」、県内から公募されたダンスグループ10組がパフォーマンスをする「DANCE Fes. in CHIBA」を行う。

　「21世紀の森と広場」では、千葉大学園芸学部、聖徳大学生涯学習研究所、流通経済大学ダイバーシティ共創センターなどによる自然を生かした屋外アート体験コーナー、松戸市在住のBMXプロライダー・佐々木元選手らのステージパフォーマンスとBMX体験コーナー、県立博物館・美術館による体験コーナーなどを用意する。

　記念式典の観覧は事前申込制で、ウェブサイトのフォームと往復はがきで受け付ける。5月19日必着。応募多数の場合は抽選となり、結果は5月下旬にメールまたははがきで連絡する。落選者には当日受け付け用の整理番号を配布する。

　県環境生活部スポーツ・文化局文化振興課「千葉県誕生150周年記念事業推進室」主幹兼室長の鈴木香里さんは「子どもから大人まで楽しめる、参加・体験型の企画を予定している。県産食材を使った料理などを販売するグルメコーナーもあるので来場してもらえれば」と呼びかける。

　開催時間は10時～17時。入場無料。雨天決行（一部実施内容が変更になる可能性あり）。