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松戸にすし新店 カジュアルな空間で若年層取り込み目指す

「鮨 きくよし 松戸はなれ」店主の吉田裕輝さん

「鮨 きくよし 松戸はなれ」店主の吉田裕輝さん

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 すし店「鮨(すし) きくよし 松戸はなれ」(松戸市根本、TEL 047-319-9308)が4月15日にオープンした。

「鮨 きくよし 松戸はなれ」店内。吉田さんが着ているデニムの着物からコンセプトを得たという

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 店主の吉田裕輝さんは、父親の順誠さんが1974(昭和49)年から新京成線上本郷駅前で営む「鮨処(すしどころ) 菊よし」(松戸市仲井町2)で20年以上勤めた後に独立して同店を開いた。「ターミナル駅である松戸駅の周辺で自分の店を持ち、思うままに経営するのが夢だった」と話す。店舗面積は約10坪。席数はカウンターのみ7席。

 料理は「おきまり」(4,400円)のほか、刺し身や煮魚、塩辛などを用意する。吉田さんは「『おきまり』はその日の一番おいしいものを10貫程度提供する。まず『おきまり』を食べてみて、気に入ったら他の料理も注文してほしい。『おきまり』以外の内容や価格は仕入れの状況によって変わるので、気軽に聞いてもらえたら」と話す。

 飲料は日本酒(770円~)、ワイン(1本4,400円~)のほか、同店で使うしゃりと同じ米が原料のオリジナルビール「早苗」(750円)も提供する。当面は夜の部のみの営業だが、準備が整い次第、昼間の営業も始め、ばらちらしずしを提供する予定。

 吉田さんは「今のところ、店が入居するマンションの住人や、父の店のなじみのお客が多く、年齢層が比較的高めだが、これからは20~40代の若い方にも来てほしい。若い人も入りやすいよう、カジュアルでしゃれた雰囲気の内装にしたので、リラックスしてすしを楽しんでほしい。友達同士のお祝いなどにも利用してもらえたら」と話す。

 営業時間は17時~22時30分。来店前に電話で予約または空席の有無の確認が必要。小学生以下の入店不可。木曜定休。

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