松戸市は現在、姉妹都市のオーストラリア・ホワイトホース市に送る絵手紙を募集している。

2021年4月26日、両市の交流のきっかけとなった松戸市立第五中学校で姉妹都市提携50周年を記念する植樹式を行った

　ホワイトホース市との52回目の姉妹都市提携締結記念日を記念したイベントの一環として「ホワイトホース市の皆さんに知ってもらいたい松戸の魅力」をテーマとした絵手紙を募集している。応募作品は、ホワイトホース市で5月21日に開催される「ジャパンフェスティバル」で展示する。

　松戸市とホワイトホース市は1971（昭和46）年5月12日に姉妹都市提携を締結。両市の交流は、1958（昭和33）年、松戸市立第五中学校の女子生徒がオーストラリア大使に「ユーカリの種をください」と英文の手紙を出したことに始まったという。

　姉妹都市提携締結を記念し、さらなる友好の促進と両市の緑化推進のため、毎年5月12日を「グリーン・ツリー・デー（樹の日）」と定め、両市で記念植樹や国際電話会談などの記念行事を行っている。2021年には姉妹都市提携50周年を祝い、両市長のオンライン会談や記念品の作製、市内小売店・飲食店と協業した「オーストラリアフェア」などを実施した。

　募集する絵手紙はA4サイズ以内の薄手の紙1枚に英語または日本語で書いたもので、絵やイラストが必要。カラー、モノクロを問わず、1人当たりの応募点数も問わない。対象は松戸市在住・在学・在勤者。応募するには作品を松戸市経済振興部国際推進課に郵送する。応募作品は返却しない。

　国際推進課の沖山素さんは「ホワイトホース市の皆さんに、松戸市の魅力を届けてもらえれば。たくさんの応募をお待ちしている」と話す。

　締め切りは5月8日（必着）。