「第34回マグノリア・コンサート」が、東松戸ゆいの花公園(松戸市東松戸1)で3月4日に開かれる。
同園は2007(平成19)年に開園した市立の特殊公園(植物園)で、面積は約1万平方メートル。「ゆいの花」は実在の花ではなく、「市民一人一人が花によって結ばれ、花を通じて輪が広がり、心の潤いや安らぎを感じてほしい」という思いを表現した造語。
「マグノリア・コンサート」は同園の休憩所「マグノリアハウス」で2012(平成24)年6月から年に4回程度開いているクラシック音楽の演奏会。「マグノリア」とはモクレン科モクレン属の学名で、屋根がモクレンの花びらをイメージしデザインされていることから「マグノリアハウス」と名付けた。
今回の「マグノリア・コンサート」は「リコーダーとチェンバロが誘うバロック音楽の愉(たの)しみ」と題し、チェンバロ奏者の鴨川華子さんと、リコーダー奏者の辺保陽一さんが演奏。観覧席はマグノリアハウス内に約50席、マグノリアハウスに隣接した芝生広場に約40席(荒天時を除く)設置する。
松戸市街づくり部公園緑地課の吉岡千春さんは「公園の植物を目で楽しみながら生演奏を聴けるところがマグノリア・コンサートの魅力。来園をお待ちしている」と話す。
開催時間は14時~15時(13時30分開場)。観覧無料。雨天決行。