「100人アコースティック音楽祭」が10月10日、流山おおたかの森駅前「森のまち広場」（流山市おおたかの森南1）で開催される。

　100人の演奏者全員で一斉に同じ曲を演奏する同イベント。当日は、演奏参加者が楽器を持参しリハーサルの後、本番演奏を行う。

　主催者は、柏市出身のドラマーで、同市内でドラム教室を運営する渡辺達文さん。「以前から、1000人で一斉にロックを演奏する『1000人ロック』のように、参加者が一体感を得られ、思い出に残るイベントをやりたいと思っていた」と話す。

　「1000人は会場の制約があり難しいが、100人でしかもアコースティックで小型の楽器ならできるはずと、今回のイベントに考えついた」と渡辺さん。演奏曲は、スピッツの「チェリー」と斉藤和義さんの「歩いて帰ろう」の2曲。

実行委員会では現在、演奏参加者を募集している。参加には公式ウェブサイトのフォームから事前申し込みが必要。申し込みが100人に達した時点で締め切る。

　使える楽器は、アコースティックギター、カホン、フルート、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、マラカス、タンバリンなどのアコースティック楽器のほか、ギター、ベース、キーボードなどの電子楽器（アンプ内蔵の物）。

　渡辺さんは「トランペット、サックスなど単音楽器の方がボーカル部分を演奏してくださると助かる。100人アコースティック音楽祭は今回が初めての試みで不安もあるが、とてもワクワクしている。100人で一緒に演奏する一体感を皆さんと共有できるのが楽しみ」と話す。

　参加費は、一般＝1,000円、18歳未満＝500円。小雨決行、荒天中止。