小学生向けプログラミングワークショップ「Cygames presents Tech Kids CAMP in MATSUDO」が8月14日~17日にオンラインで開催された。
ゲームの企画・開発を手掛けるCygames(東京都渋谷区)が、松戸市とプログラミング教育事業を行うCA Tech Kids(同)と共同で開いた。参加した小学生らは、Cygamesのゲームで使われたイラストやサウンド素材を使用して簡単なオリジナルゲーム作りを体験した。
開催に当たっては、自宅にパソコンが無くても参加しやすいように、教材用のプログラミング学習ソフト「Scratch(スクラッチ)」と、ビデオ会議ソフト「Zoom」をあらかじめインストールしたパソコンを貸与。市内に住む小学4年生~6年生の子どもたちが自宅からオンラインで参加した。
ワークショップは、「午前の部」「午後の部」「夕方の部」の3部構成で、各部20人が1日2時間、4日間連続で計8時間受講。カリキュラムは、1日目=「プログラミングを学ぼう 基礎編」、2、3日目=「プログラミングを学ぼう 応用編」、4日目=「オリジナルゲームを開発しよう」。参加した小学生らは、基礎からオリジナルゲーム作り、作ったゲームのプレゼンテーションまでを体験した。
最後のプレゼンでは、おのおのが作ったオリジナルゲームについて、「作品の概要」「詳細」「こだわりポイント」について発表し、成果を共有した。ワークショップを担当したCygamesの星野健一さんは「大事なのは、プログラミングの方法を学ぶのではなく、プログラミングで何をできるのかを知ること」と話す。
「プログラミングがどのように使われて、世の中のコンピューターがどのように動いているかをイメージできる人を増やすことが、小学生のプログラミング教育の意義」とも。