松戸市体育協会が6月21日、体育功労者12人、優良団体14団体、優秀選手38人の表彰式を開き、優良団体として松戸フットボールクラブ(U-12)も表彰を受けた。
松戸FC(U-12)大会優勝当時は小学生。コーチの水村さんは未来の『なでしこ』を期待する
同クラブは、昨年8月17日から2日間行われた「第11回JFA関東ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会」(会場は群馬県草津温泉)に参加し、グループ優勝を果たした。同大会には、関東1都7県の32チームが出場。6グループに分かれてリーグ戦を行いグループ内での順位を争った。
3年連続10回目の大会への出場となる同クラブは、晴天にも恵まれ、4勝1分けの好成績で2年ぶり6回目のグループ優勝を勝ち取った。同クラブのコーチで松戸観光大使でもある水村和香さんは「金井薫治監督の立てた戦術が上手くはまり、優勝につながった」と勝因を分析する。
同クラブでは、「FIFA U-17 女子ワールドカップコスタリカ2014」でゴールキーパーとして日本を優勝に導き、ゴールデングローブ賞を受賞した市立松戸高校2年生の松本真美子さん(浦和レッズレディースユース所属)を輩出している。
水村さんは、「私の子どもの頃より、女子のサッカー人口は着実に増えている。裾野が広がってくると、その中からプロを目指す子が出てくる。小学4年生くらいからJリーグのユースチームに入るケースもある。自分の教えたチームから『なでしこ』が出てくれるとうれしい」と期待を寄せる。