松戸市内の飲食店を応援するフェイスブックグループ「#マツドテイクアウト」が4月4日、地域SNS「松戸ラブマツ」代表・榊原直哉さんによって公開された。
現在メンバー700人、70店舗ほどが参加する同グループ。榊原さんは「新型コロナウイルスの影響で松戸ラブマツが関わっているイベントが中止となり、今自分たちができることがないかと考えたのがきっかけ」と話す。近所の飲食店の情報を意外と知らない人が多く、予想以上の反響があったという。
参加方法は、利用者が飲食店でテークアウトした料理を撮影し「#マツドテイクアウト」とハッシュタグと店の情報を記載、店舗側はテークアウトできる料理写真とメニューなどをハッシュタグと店の情報を付けて投稿することで、当日のリアルタイムなテークアウト情報を共有できる。
榊原さんは「情報発信であれば、リストやマップなど先に作成して掲載するところだが、日々お店の状況、世の中の状況も変化しているためリアルタイムに確認できる情報を優先して、共有することを考えた」と話す。現在はフェイスブックグループだけだが、他のSNS(ツイッター、インスタグラム)、ホームページ、テークアウトマップも準備中だという。
「今のところ完全なボランティアなので、十分な体制での情報発信とは言えないが、フェイスブックグループに参加していただいている多くの皆さんの協力もあって少しずつ輪が広がっているのを実感している。最終的な目標は、事態が収束したとき、テークアウトで知ったお店に行ってもらえれば」と榊原さん。