松戸市北部市場跡の大型商業施設開発「松戸北部市場開発プロジェクト」の施設名称が4月16日、「Terrace Mall(テラスモール)松戸」に決定した。
住友商事と住商アーバン開発がシンガポールの政府系投資ファンドGICと共同開発し、2011年に開業した「テラスモール湘南」(神奈川県藤沢市)に続きテラスモールシリーズ第2号となる同施設。国道6号線に面し、敷地面積4万9000平方メートル、延床面積4200平方メートルで、約180店舗のテナント入居を見込む。
「アカチャンホンポ」「H&M」「サミット」「SPORTS AUTHORITY」「TSUTAYA BOOK STORE」「東急スポーツオアシス」「ノジマ」「無印良品」「ユナイテッド・シネマ」「ユニクロ」「ロフト」のほか、地元からは「中華蕎麦 とみ田」、洋菓子店「パティスリーマーサ」の2号店「マーサ ドゥ プリュス」、松戸が創業地の「マツモトキヨシ」が出店を予定している。
松戸市は「やさシティ、まつど」をコンセプトに「共働きが子育てしやすい街」を目指しており、同施設では、保育士・幼稚園教諭を養成する聖徳大学(松戸市岩瀬)と提携したキッズスペースを設ける。
「住商アーバン開発」企画開発部副部長の高田美奈さんは「『テラスモール湘南』と同様に『テラスモール松戸』も地域とともに成長し、地域に愛される施設を目指したい。買い物目的以外でも来てもらえるような場所になれば」と話す。
開業は、今秋を予定する。