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松戸にベーカリー新店 パンのコンサルタントが立ち上げ、6種に絞った品ぞろえで

店舗内装は店主家族のデザイン

店舗内装は店主家族のデザイン

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 ベーカリー「ねもと」(松戸市根本)が、6月16日に開店して1カ月がたつ。

ミックスフルーツを練り込んだ「Matsudo Pain de Fruits」

 販売しているパンは、2種類のナチュラルチーズを練り込んだ「パン・オ・フロマージュ」、クルミを練りこんだ「パン・オ・ノア」(以上400円)、全粒粉のパン・コンプレ(400円)のハース系3種類と、食パン「ハード・トースト」(800円)、ミックスフルーツを練り込んだ「Matsudo Pain de Fruits」(800円)、常連客の名前を付けたレーズンパン「とみー」(400円)、計6種類の「高加水(たかすい)」パン。

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 大手製粉会社と共同開発した小麦粉を使っており、一般的なものと比較して1.5倍の水を含むことができるので、トーストすれば数日たっても焼きたてと同じくらいの柔らかさになるという。店主の笹本正男さんは「お薦めは、パンの上部と下部で違った歯触りが楽しめる『Matsudo Pain de Fruits』。縦にカットして軽くトーストし、濃いめの紅茶と合わせると相性が良い」と話す。

 「自分をずっとイノベーションの中に置きたい」と、パンのコンサルタントとして40年以上製パンの世界に関わってきた笹本さん。「日本には総菜パンの文化があり、毎日数十~数百のアイテムをそろえなければならず労働条件もよくないと思っている人が多い。当店は6.5坪と狭くパンは6種類と少なくしているが、それでもパン屋として立派に経営できることを示したい」と熱意を見せる。

 スタッフの近裕樹さんは、将来の目標について「平日と週末でパンのラインアップを変え、曜日と気分に合わせていろいろなパンが楽しめるようにしたい」と話す。同店のパンは、店名の由来となったはす向かいのカラオケ店「台所カラオケ ねもと」でも提供する。笹本さんは「パンを通して地元の人たちともっと松戸を面白くしたい。今後はより多くの人ともコラボレーションできれば」と意気込む。

 営業時間は10時~13時、16時~17時(売り切れ次第閉店)。木曜定休。