松戸駅西口駅前広場のエレベーター・エスカレーターの供用が5月30日に開始される。
2016年10月から工事が始まった同施設。松戸市が2013年からJR東日本、新京成電鉄と協議を行い進めてきた「松戸駅バリアフリー施設整備に伴う改良計画」の一環。同駅東口にはエレベーターが設置済みだったが、西口のベビーカーや車いすでの出入りが懸案となっていた。
同施設はエレベーター(24人乗り)1基、エスカレーター(上り・下り各1基)、屋外階段1カ所となっている。市民からは「今まで、子どもをベビーカーに乗せて松戸駅西口で降りるのはできるだけ避けるようにしていたが、これからは気軽に降りられるようになる」「長年の希望がかなった」など安堵(あんど)の声が聞かれた。
市の街づくり課は「今後もこの駅前広場を利用する全ての方々が安心・安全に駅を利用でき、松戸駅周辺の活性化につながるよう駅前広場の整備を推進していく」と話す。