「松戸のコワーキングスペース BANANA CLUSTER(バナナクラスター)」(松戸市小根本)が3月1日、営業を始めた。
2014年1月に新松戸にオープンし今年5年目を迎えた同店。2月16日に新松戸での営業を終えて移転した。
店主の森田浩之さんは「市の中心に店舗を構えることにより、利用者の利便性とサービス向上を目指す。コワーキングスペースは、多様な属性を持つ人たちが同じ空間で仕事をすることにより、知識や経験を共有してイノベーションを起こせる場所」と話す。
会員は、フリーランスや小規模な会社の経営者が中心。「利用者からは、自宅で仕事をするより集中できるという声がよく聞かれる。仕事の打ち合わせで利用する人も多く、ビジネスを気軽に始められる場所」と森田さん。
30坪のフロアにブース席やミーティングテーブル、会議スペースなどが並ぶ。森田さんは「レイアウトの設計は自前。4年の運営経験を基に、落ち着いて仕事や勉強ができるスペースに仕上げた。ビジネスで必要な電源、無線LAN、コインベンダー式の複合機、フリードリンクのコーヒーやお茶もあるので、長時間でも快適に過ごせる」と話す。
森田さんは「会員は月定額で9,800円から利用でき、スタートアップ企業のオフィスとして利用すれば初期投資が少なくて済む。貸し切りイベントもできるのでぜひ一度ドロップインで利用してみてほしい」と呼び掛ける。
営業時間は、平日=9時~21時、土曜・日曜・祝日=10時~18 時。利用料金は、ドロップイン(一時利用)1時間まで=300円、3時間まで=600円、6時間まで=1,000円、6時間以上=1,200円。