「酒のひぐらし」(松戸市松戸)は2月4日、「開華 立春朝搾り」を販売する。
立春の日の未明に最高の状態で搾り上がるように作られる立春朝搾りは、全国約30の酒蔵が行うが、「開華」の第一酒造(栃木県佐野市)が元祖。栃木県内で初めて「全商品特定名称酒」を採用した蔵元の朝搾りの純米吟醸生原酒を楽しむことができる。
当日は、店主の日暮丈裕さんが自ら酒蔵で搾った後、神社で「家内安全」「商売繁盛」「無病息災」「受験合格」などのおはらい・祈念を受けたものを販売する。日暮さんは「本来は酒蔵に行かないと飲めない味。蔵人の技術・努力の結晶を味わっていただければ」と話す。
立春の搾りたての原酒ならではの提案も。「恵方巻きのように、最初の一杯を恵方を向いて飲む人や、恵方に向けて空き瓶を飾る人もいる。今年の恵方は南南東なので試してみていただければ」と日暮さん。「1週間後、1カ月後、半年後など、時間による味わいの変化を楽しみたい方は数本ご注文がおすすめ」とも。
営業時間は10時~20時。日曜定休。「立春朝搾り」の申し込みは1月29日締め切り。