東漸寺(松戸市小金)の境内と参道で10月15日、「小金宿ぶらり市」が開かれる。
1999年に始まって今年で18回目となる同イベント。北小金駅周辺の5つの商店会がそれぞれ歳末売り出しなどを開催してきたが期待通りの集客につながらず、連携してできるイベントを考えたのがきっかけだという。
実行委員長の正司進さんは「小金商工連合会として活動してきたが、5つの商店会から現在2つ増えて、7つの商店会で構成されている。聖徳大学の短期大学部総合文化学科の学生と商店会の和菓子店や洋菓子店が共同で『小金地域のお土産』を企画して売り出している。ぶらり市では、学生によるスタンプラリーも予定している」と話す。
同イベントでは、地域の小学校や中学校児童の参加を積極的に促しており、小金小学校茶道クラブによる野だてや小金中学校英語部によるアニメ映画「君の名は」の英語版テーマソングの合唱、「小金子ども御叢居囃子(おむらいばやし)」をプログラムに盛り込む。
正司さんは「300メートルの参道でフリマやグルメは、関東近県からも出店者が集まる。つきたての餅やあめの切細工などが人気。早稲田大学のちんどん研究会『風街宣伝社』によるチンドン屋も見もの」と話す。
「小金の町の日常を身近な視点で活写」がテーマのフォトコンテスト応募作品展示や特設ステージでの各種ライブパフォーマンスも見ることができる。正司さんは「家族みんなでぶらりと来て寄って楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時30分~15時。入場無料。雨天順延(10月29日)。