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松戸で古民家ホームシェア 子育て世代を中心に地域で利用できる場へ

オープニングパーティの餅つきの様子

オープニングパーティの餅つきの様子

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 松戸の「古民家ホームシェアco-no-mi」(松戸市吉井町2)で12月3日、オープニングパーティーが開かれた。

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 6LDKに庭を持つ古民家を活用し、「ママから始まる、家族みんなの『個』育て」をコンセプトとする同スペース。NPO法人「MamaCan」代表理事の山田美和さん、「CHIEの輪」代表の阿部剛さん、「一時保育らくがきクラブ」主宰の石川静枝さんらが発起人となり、共同で運営している。

 山田さんは、同スペース立ち上げの動機について「家族が成長できる場所、情報発信の拠点が必要だと感じていた。co-no-miが、必要な情報を得て、成長するきっかけになればと考えた」と話す。

 「駅近のテナントのような場所を探していたが、広さや費用を検討する中で、古民家は自然体で落ち着ける空間であることや、さまざまな使い方の可能性に引かれ、メンバーの総意でこの場所に決めた」と山田さん。

 当日は、同スペースの運営資金の一部を募ったクラウドファンドの出資者や地域の親子を中心とした来場者を、手作り料理や餅つきの体験でもてなした。子どもたちは、餅つきや工作のワークショップに参加し、庭を散策するなど思い思いに古民家での時間を過ごした。一般への貸し出しは、来年4月からの予定。

 山田さんは「レンタルスペース、子どもたちの新たな教育の場、情報発信の場として、コンテンツを提供していきたい。親子に限らず、さまざまな世代の方に使ってもらうことにより地域の輪を自然と広げたい。ぜひ一度遊びに来てもらえれば」と呼び掛ける。

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