森のホール21大ホールで9月27日、松戸シティフィルハーモニー管弦楽団の第37回定期演奏会が行われる。
市内外の有志で構成する同楽団が指揮者に米津俊広さんを招く同演奏会。今回の演目はシューベルトの交響曲第7番ロ短調「未完成」とマーラーの交響曲第1番二長調「巨人」を予定している。
今回の演目についてバイオリンで広報を担当する岡元康則さんは「オーストリアの誇る名作曲家シューベルトとマーラーの交響曲を取り上げた。シューベルトは歌曲王という異名をとるロマン派初期の作曲家で『菩提樹』や『野ばら』など親しみやすい歌曲を数多く作っている。内容的には充実した曲で、親しみやすい旋律に富み、心地よい起伏もある」と話す。
岡元さんは「マーラーは交響曲作曲家として名を成す後期ロマン派の作曲家兼指揮者で、歌曲にも多くの傑作を残している。『巨人』は1時間の大作。木管楽器が鳥の声を模したり、フランス民謡がとび出したり、重厚な響きや複雑な旋律が行き交うなど多彩な内容は交響曲としては一風変わっている。ぜひ足を運んで楽しんでもらいたい」とアピールする。
入場料は、当日=900円、前売り=800円、当日窓口のみでシニア(60歳以上)・ジュニア(高校生まで)=500円。前売りチケットは、森のホールチケットセンター(TEL 047-384-3331)、良文堂書店(松戸駅東口)、伊藤楽器松戸店(松戸駅東口)、ときわ書房(新松戸駅前)、リコー書店(新八柱駅前)、珈琲館(五香駅西口)で販売している。
13時30分開場、14時開演。