専修大学松戸高校(松戸市上本郷2)野球部が7月29日、本郷谷健次松戸市長を訪ね、高校野球千葉大会の優勝を報告した。
専大松戸の甲子園出場は春夏通じて初の快挙。同校は1954年(昭和34)、専修大学の付属校として創立し、野球部も同年に創部された。同校出身のプロ野球は、2011年にドラフト6位指名で日本ハムファイターズに入団した上沢直之さんや1997年にドラフト1位で西武ライオンズに入団した安藤正則さんらがいる。
この日は、龍ケ崎一、藤代、常総学院と茨城県で3校を計7回甲子園へ導いた実績を持つ同校野球部の監督の持丸修一さんが、千葉大会の優勝と甲子園出場を市長に報告。同キャプテンの3年・岡本良樹さんが「自分たちを支えてくれている人たちへの感謝の気持ちを甲子園にぶつける。自分たちの野球をやって1つでも多く勝てるよう頑張りたい」と意気込みを話した。
本郷谷市長は「松戸市初の甲子園出場、専松(せんまつ)旋風を巻き起こしてほしい」とエールを送り、奨励金500万円を贈った。
第97回全国高校野球選手権大会は8月3日に抽選会を行い、同6日に開幕する。