11月16日の松戸市議会議員選挙に向け、1200人が参加するFacebookグループ「松戸を良くする、市民の『ゆる~い』ネットワーク」のメンバー有志が立候補者に向け公開質問状を準備している。
同グループは、今年6月の松戸市長選挙で、Facebook上で候補者への質問を募り、各候補者に送った実績がある。有志のひとり、渡辺裕さんは「市長選の時は荒削りながらも本音で聞きたいことをまとめることができた。候補者が真摯(しんし)に答えてくれたので、深い対話ができた」と振り返る。
今回の市議会議員選挙も同様に平等な土俵の上で候補者を見極めるためのひとつの指標として提供することを目的としているという。
質問の内容としては、設問を「議員を目指すに当たっての思い」「議会観」「市政の個別課題や政策への考え」「松戸市への思い」に分類している。
渡辺さんは「Facebookグループやメンバー有志から出た意見を集約して、多岐にわたる内容になったのでぜひ候補者選びに役立ててほしい。この活動が投票率の向上、つまり市民の市政への関心を高めるきっかけになれば」と話す。
候補者からの回答は、11月9日の告知前に同グループのブログページでの公開を予定している。