人形劇の公演「小さな山神スズナ姫」が松戸市民会館(松戸市松戸)の大ホールで2月11日に開かれる。
松戸市を中心に活動するNPO法人子どもっとまつど(松戸市馬橋)が主催する。同法人は、舞台芸術の鑑賞や野外体験活動を通して子どもの文化と創造に努力し、健全な育成を図ることを目的に、1974(昭和49)年「松戸子ども劇場」として創立。2008(平成20)年に現名称に変更した。
これまで、松戸市内で「竹の工作教室」「バウムクーヘンをつくろう!」など野外体験イベントや、「なつやすみアートひろば」「日本の話芸を発表しよう!」などの文化体験イベントを開催。人形劇は2016(平成28)年に「ピノキオ」、昨年「オズのまほうつかい」の公演を主催している。
今回は、名古屋市を拠点に活動する「人形劇団むすび座」が「小さな山神スズナ姫」を上演する。山神の子どもであるスズナ姫の活躍を描く物語で、「夢を見る力は、人生を切り開くエネルギー」がテーマという。
子どもっとまつどの駒口雅彦さんは「子どもの時に見た人形劇の感動は、大人になっても決して忘れない。昨年の公演でも、子ども時代に見たむすび座の公演に感動した親たちが「むすび座なら見たい」と子どもと一緒に観劇をしてくれた。今回もきっと親子で感動する作品に出合えると思う」と来場を呼びかける。
開催時間は14時~15時10分(13時30分開場)。料金は大人=2,500円、子ども(3歳~中学生)=1,200円。当日券はそれぞれ200円増し。定員は約400人。観覧申し込みはウェブサイトのフォームで受け付ける。