コワーキングスペース「BANANA CLUSTER」(松戸市新松戸4)で9月23日、「松戸マッピングパーティー」が開催された。
「松戸マッピングパーティー」で巡る経路を確認する古橋大地さん
マッピングパーティーは、道路地図などの地理情報データを誰でも利用できるよう、フリーの地理情報データ作成を目的としたプロジェクト「OpenStreetMap(OSM)」の一環で街の情報を集めながら散策するイベントとなっている。
この日は、日本におけるOSM第一人者である「オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン」副理事長を務める古橋大地さんが参加者にマッピングパーティーのやり方などについて解説。「地図を作るためだけではなく、交流や会話を一緒に楽しんでほしい」と話す。
今回は、「マッパー」と呼ばれる経験者が市内外から参加してパーティーをサポートしながら、新松戸駅周辺を3グループに分かれて割り当てられたブロックを回った。調査後は、ベースキャンプの「BANANA CLUSTER」に戻り、データの整理と入力を行った。
初めて参加した人からは「リアルタイムで自分たちが入力した情報がマップ上に増えて行くのに感動した」「自分たちの作った地図が世界中の人の役に立つのはうれしい」などと話していた。