「チョモランマチョップスティックスギャラリー」(松戸市常盤平2)が8月27日、オープンした。
新京成線常盤平駅前の「ときわ平ボウリングセンター」1階にある同ギャラリー。「街の絵描き屋さん」をコンセプトに、テーマパーク、商店、住宅、公園などの内装・特殊塗装を2016(平成28)年から手がける美術家集団「チョモランマチョップスティックス」の共同代表、功刀眞さんと川口隆弘さんが運営する。店舗面積は64平方メートル。
団体名の由来について功刀さんは「チョモという音節の響きが面白いと思い、人に発音させてみたくてチョモで始まる言葉を最初に付けた。チョップスティックスは、川口さんと居酒屋で話し合っていて、たまたま目の前に割り箸があったことから取り入れた。代表として2人で一人前だという意味も込めている」と話す。
ギャラリーを開設するのは初めて。功刀さんは「自分が暮らす常盤平の魅力アップの一助になれたらと思って企画した。ギャラリーがあることで、外部の人が常盤平を訪れる目的ができ、地元の人が美術を生活の一部として感じてくれればうれしい。常盤平にはオープンアトリエを開いているアーティストもいるので、今後連携できたら面白い」とも。
現在、アクリル画家の高士顕太郎さんの個展「払拭(wiping)」を開催している。9月16日まで。今後も1カ月に1回程度、絵画をはじめ写真、彫刻、インスタレーションなどの展示を行う予定という。「将来的にはフリーマーケットや飲み物の販売もできたら」と功刀さんは意気込みを見せる。
開館時間は11時~20時。入場無料。月曜定休。