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柏で「手賀のまつり」 「手賀ばやし」の奉納、昔遊び体験など

「手賀のまつり」会場の様子

「手賀のまつり」会場の様子

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 「第10回手賀のまつり」が7月7日、手賀農業構造改善センター(柏市手賀)で開かれる。

山車の渡御

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 手賀区町会をはじめとした柏市手賀地区の住民で構成される実行委員会が主催し、2013(平成25)年から毎年7月第1日曜に行っている同行事。大杉神社(茨城県稲敷市)への信仰に基づく神事「あんばさま」、昔遊びの体験コーナー、「手賀城まつり」で構成する。

 「あんばさま」は12時30分から、興福院でのおはらいの後、兵主八幡神社までみこしと山車の渡御を行い、15時から柏市指定無形文化財の「手賀ばやし」を奉納する。「手賀ばやし」は無病息災と豊作を願う民俗芸能とで、太鼓・笛などの演奏のほか、ひょっとこ、おかめ、キツネなどの面を付けた舞い手による舞を行う。

 県立手賀の丘青少年自然の家(柏市泉)が出店し、けん玉、輪投げなど昔遊びの体験コーナーを設置する。

 「手賀城まつり」は、会場周辺に当たる地域に1506年に原氏が手賀城を築き、1590年に落城するまで一帯を治めたことにちなむ行事。かき氷、焼きそばなどのほか、北総地域の郷土料理で、「ばらっぱ」と呼ばれるサルトリイバラの葉でまんじゅうを包んで蒸した「ばらっ葉(ぱ)まんじゅう」を販売する。ヨーヨー釣りなど遊びのコーナーも設置する。

 実行委員長の海老名正実さんは「手賀地区の歴史にちなんだ、地域密着の祭り。引っ越していった元住民が、家族を連れて故郷を再び訪れるきっかけにもなっている」と話す。

 開催時間は11時~17時(昔遊び体験は16時まで)。入場無料。雨天決行。

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