「バターづくり×ランニングイベント つないで・カタめて Shake RUN!」が12月2日、松戸運動公園(松戸市上本郷)の陸上競技場で開催された。
流通経済大学の「実践型マーケティング&ビジネス体験講座」の一環。同大学の陸上競技部・駅伝チームは今年から主な拠点を松戸市に移し、箱根駅伝への出場を目指して活動している。
同部員が松戸市民と広くつながり、交流を深め、より多くの人に応援してもらうことを目的に、学生が主体となってイベントの企画から実施まで約半年間にわたり取り組んできたという。
イベントには親子連れを中心に、4歳から成人まで150人が参加。参加者は年齢別に4つのグループに分かれ「駅伝部と走るランニングイベント」に参加。駅伝部のメンバーから、走る楽しさや速く走るためのこつについて実技を取り入れたレクチャーを受けた。
いったん集合した後、今度は10チームに分かれ、生クリームが入ったボトルをバトンに見立て、1人50メートルを走ってリレーする「シェイクバターリレー」を行った。各チームには「応援用ボトル」も10本ずつ配られ、ボトルを振りながらランナーを応援。着順を競う「速さ部門」と、バトン用と応援用のボトルで固まったバターの量を競う「重さ部門」それぞれの優勝チームに、賞品としてイベントロゴ入りタオルが授与された。
閉会後には、東葛エリアで移動販売を行っているパン店「エンゼル」のバターロールと、松戸市内でお菓子作り体験教室を行っている「メゾンイザラ おやつラボ」のオリジナルバターを参加者全員に配布。希望者には、シェイクバターリレーで作ったバターを駅伝部のメンバーがバターロールに追加で塗った。
イベント課リーダーとして運営に当たった経済学部経営学科3年の折笠力輝さんは「楽しく過ごしてもらいながら駅伝部を知ってもらうことができて良かった。子どもたちの笑顔を見ることができて最高」と笑みを見せた。