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松戸で科学と芸術の国際フェス 作品展示、マルシェ、ワークショップなど

戸定が丘歴史公園で昆虫を観察するワークショップ「科学と芸術の丘探検隊」(撮影=Mari Kuzuhara)

戸定が丘歴史公園で昆虫を観察するワークショップ「科学と芸術の丘探検隊」(撮影=Mari Kuzuhara)

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 「科学と芸術の丘2023」が、国指定重要文化財の戸定邸(とじょうてい、松戸市松戸)とその周辺および江戸川河川敷などで10月21日・22日に開催される。

戸定が丘歴史公園に松戸市内の飲食店など18店舗が出店する「丘のマルシェ」(撮影:Hajime Kato)

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 同イベントは、文化を軸とした都市ブランドづくり、クリエーターやアーティストが活躍できるまちづくりを掲げて松戸市が展開する取り組みの一環として2018(平成30)年から毎年開催している国際アート&サイエンスフェスティバル。6回目となる今回は「Seeds of Hope -ここで、あそぶ時間-」をテーマにプログラムを展開する。

 デンマークのヴェレーナ・フリードリッヒさんが制作した、鑑賞者の参加の下でエンドウ豆を個別に分析し、良品と不良品に選別する機械「ERBSENZÄHLER(エンドウ豆のカウンター)Quality Sorter V1」など、6つの作品を戸定邸の各所に展示する。展示に関わる研究者やアーティストなどによるトークを両日行い、オンラインでライブ配信もする。現地での聴講はウェブサイトから予約が必要。

 千葉大学大学院園芸学研究院応用昆虫学の野村昌史研究室による、戸定が丘歴史公園で昆虫を観察する「科学と芸術の丘探検隊」など、3つのワークショップを行う。参加費は各500円(中学生以下無料)。ウェブサイトから申し込みが必要。

 開催時間は、21日=10時~16時30分、22日=10時~16時。入場料は一般=1,500円(前売り1,000円)、高校生・大学生=1,400円(同900円)、松戸市在住・在勤・在学者=500円、中学生以下無料。

 戸定が丘歴史公園では、松戸市内の飲食店など18店が弁当、菓子、コーヒーなどを販売する「丘のマルシェ」を両日10時~16時に開催。江戸川河川敷(樋野口)では21日16時~21時に、国内外の5組のアーティストによるライブパフォーマンスと14店舗が出店するマルシェで構成する「川の夜市」を開催する。いずれも入場無料、申し込み不要。

 実行委員会事務局長を務める松戸市にぎわい創造課文化スポーツ振興担当室長の綾良仁さんは「徳川昭武の革新の歴史が残る戸定邸をメイン会場に開催する国際フェスティバル。松戸で芸術の秋を堪能してもらえれば」と来場を呼びかける。

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