定食店「MATSUDO SHOKUDO」(松戸市竹ケ花、TEL 080-4171-3868)が9月1日、グランドオープンした。
松戸駅東口に2020年にオープンしたもんじゃ焼き店「MATSUDO MONJA」(小根本)の姉妹店。店舗面積は約10坪。席数はカウンター=2席、テーブル=3卓10席。店主の阿部公亮さんは岩手県出身で松戸市在住。大学卒業後、焼き鳥店やイタリアンレストランなどに6年勤め、「MATSUDO MONJA」を運営するRATY(西馬橋1)に2020年からプロジェクトマネジャーとして参画した。
新店のコンセプトは「大盛りご飯が楽しめる松戸のお店」。麦飯とみそ汁はセルフサービスで自由にお代わりできる。阿部さんは「おかずは量をたくさん提供できるもの、ありそうでないもの、ちょっと珍しいものを基準に選び、丁寧に作っている。周辺に飲食店がないため、地元の人が日常に近い食事をしっかり食べて満足できる店にしたいと思った」と話す。
メニューは松戸の特産の「あじさいねぎ」を具とたれに使った「あじさいねぎと豚バラの塩ダレ定食」(950円)、低温調理した豚ロース肉にウスターとケチャップベースのソースをかけた「肉厚トンテキ定食」(1,300円)、チャーシューに目玉焼きをのせた「チャーシューエッグ定食」(1,400円)、牛すじを煮込んだ「BEEFブラックペッパーカレー」(850円)などを展開。
飲料は、アサヒスーバードライ缶(500円)、サントリー角ハイボール缶(400円)、ソフトドリンク(各300円)を用意する。
阿部さんは「10月末から『新松戸レモン』を使った料理を提供する予定。夕食の提供、総菜の販売も、準備が整い次第始める。将来的には自社配送の態勢を整え、企業などからの大口注文に対応できるようにしたい。かつて町のインフラの一つだった食堂を、今のスタイルで復活できたら」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~15時。火曜・水曜定休。