松戸市音楽協会創立30周年記念音楽祭が「森のホール21」(松戸市千駄堀)の大ホール、小ホール、レセプションホールで6月4日に開かれる。
同協会は松戸市内を中心に活動するアマチュア音楽団体が、地域の音楽文化の振興および音楽団体相互の連携を図るために、音楽分野(合唱、器楽、歌唱、和太鼓)ごとに組織した連盟の連合会で、1992(平成4)年に創設された。
現在、およそ80団体が加盟。毎年12月に松戸シティフィルハーモニー管弦楽団が演奏を担当し、合唱団のメンバーを公募して行う「松戸市民コンサート」のほか、「合唱交歓会」「合唱講習会」「器楽演奏会」「和太鼓演奏会」などを主催している。記念音楽祭は5年に1回開催しており、今回は39の合唱団のほか和太鼓、吹奏楽、声楽など、合計56の団体が出演する。
同協会副会長の青山有二さんは「今回の記念音楽祭はコロナ禍で一昨年から延期され、ようやく開催となった。これまで30年、私たちは音楽でこの街に潤いをもたらそうと、地域の仲間と手を携えて、共に音楽を学び発表する活動を続けてきた。音楽の分野を問わず、作品を作った人の思いが、私たちの起こす力と共に皆さんに伝われば」と話す。
10時開場、10時30分開演。入場無料。