「カフェ・ド・カオリ」(松戸市松戸)で1月12日、「遠藤秀之画家を囲む会」が行われる。
水墨画の陰影の技法を取り入れた写実的な洋画を描く遠藤秀之さんの作品
画家の遠藤秀之さんは、京都の水墨画(南画)絵師の下で学び、1974(昭和49)年に当時史上最年少の19歳で日図展銀賞を受賞した。水墨画の陰影の技法を洋画に取り入れた構図と光と影の配分で描く風景画を得意とする。遠藤さんの作品は、写実的でありながら写真には映らない色の美しさをさまざまなアプローチで表現しているという。
同店では昨年10月26日から、遠藤さんの個展を2月下旬まで開催しており、13点の作品を展示している。遠藤さんの個展を主催する小畑いくよさんは「4年前に遠藤さんの作品に出会って以来、関西で開催される個展には毎年訪れていた。今回は初の関東での個展開催となる。透明感と迫力に満ちた作品をぜひご覧いただきければ」と呼び掛ける。
遠藤さんを「囲む会」の開催時間は、10時~11時30分、19時~20時30分(二部制)。会費は各2,500円(ケーキ・コーヒーまたは紅茶付き)。問い合わせは同店(TEL 047-367-5751)まで。