新松戸のコワーキングスペース「BANANA CLUSTER」(松戸市新松戸4)で10月5日から行われていた「アクティブシニア先生業養成講座」が、12月21日で第1期を終了する。
同講座を主催するのはNPO法人日本シニアインターネット協会(東京都杉並区)で、計10回の構成。5人の講師がそれぞれの専門分野のテーマを教える。同協会の副理事長の西佳宏さんは「シニアの知識と経験を仕事として生かせないかと考えたのが同講座のきっかけ」と話す。
「プレゼンテーション用のスライドの作成や集客の方法などを教えるが、パソコンを使わず全てタブレット端末で完結するのが同講座の特徴」と西さん。内容は「iPad活用」「自分棚卸し深掘り」「コンテンツブラッシュアップ」「インターネット集客」「プレゼンテーション資料作成」「撮影能力レベルアップ」「アピール動画編集」「インターネット販売」「ホームページ自作」「先生デビュー講演」となっている。
深掘りコンサルタント秋田英澪子さんの「自分棚卸し深掘り」「コンテンツブラッシュアップ」でやりたいことを見つけて具体化し、それに基づいて先生業に必要なスキルを身に付けていくという。
受講生は、「外国へ日本文化を紹介する忍者コンサルタント」「旅同行カメラマン講師」「文房具コンサルタント」「ダクトテープを使ったバッグデザイナー」などを目指しており、「深掘りで自分のやりたいことが明確になった」「iPadでいろんなことができるようになり自信がついた」などの声が聞かれた。
西さんは「次期も募集しているので、ぜひ受講してほしい。受講生は一生サポートするつもりだ」とアピールする。2期の開講時期は未定。