「流経大 であうアートフェス 2025秋 ~であう広場~」が11月9日、流通経済大学新松戸キャンパス1号館(松戸市新松戸3)、野外広場などで開催される。
障害者福祉施設・障害者就労施設を利用するアーティストの作品を展示(昨年の「であうアート展」の様子)
同大学が地域との連携・地域への貢献の強化を目指して設立した「RKUコモンズセンター」が主管部署となり、2023年から毎年11月に開いている同イベント。さまざまな創作や活動を「アート」ととらえ、学生、地域の人々、障害のある人々がアートを通じて「つながる」「出会う」場を作ることを目的とする。
当日は、埼玉県川口市の障害者支援施設「工房集(しゅう)」に所属するアーティストの作品のほか、流通経済大学付属柏中学校・柏高校の美術部の生徒の作品などを展示する。地元農家による農産物・加工品のマルシェや、キッチンカーの出店、同大学女子サッカー部によるスポーツ体験コーナー、ベトナムの留学生による伝統的な粘土細工のワークショップも行う。
ステージでは、チアリーディング部、ダンス部、吹奏楽部など学内の団体のほか、知的障害のある子どもたちを対象にしたチアリーディング教室の子どもたちがパフォーマンスを披露。松戸市応援キャラクター「ばけごろう」も登場する。
RKUコモンズセンターの前田聡センター長は「大学と街、人と人の絆が創り出す空間と時間を、楽しみながら体感してもらいたい」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~15時。入場無料。雨天決行。作品展示は11月23日まで。