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松戸市民劇団が公演 「すぐやる課」に関する史実を基にした作品を上演

松戸市民劇団は「アトリエ劇舎(しばいや)」を拠点に13人が活動する

松戸市民劇団は「アトリエ劇舎(しばいや)」を拠点に13人が活動する

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 NPO法人松戸市民劇団の公演「松戸市民劇団まつり」が松戸市民劇場(松戸市本町)で10月13日に開かれる。

「『ご老公時空漫遊記』 ~すぐやる課・明日に向かって」の稽古の様子

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 松戸市民劇団は1979(昭和54)年に松戸市民交響楽団演劇部として発足。「アトリエ劇舎(しばいや)」(松戸市日暮1)を拠点に13人が活動する。同劇場のほか、松戸市民劇場、松戸市民会館(松戸市松戸)、「森のホール21」(千駄堀)などで公演を年に1~3回程度開催している。今回の公演が96回目となり、同劇団として初めて、演劇と歌謡ショーの2本立ての構成で行う。

 「『ご老公時空漫遊記』 ~すぐやる課・明日に向かって」を上演する。2009(平成21)年に松戸市役所で行われた「松戸市すぐやる課40周年事業」で、同劇団が製作・出演したものに加筆した作品。1969(昭和44)年に松戸市長に就任した松本清さんが創設した「すぐやる課」に関する史実を基にしたストーリーで、すぐやる課と同劇団の縁についても紹介する。

 歌謡ショーは、松戸市出身の歌手で、同劇団とも親交がある泉珠里さんが出演するほか、2006(平成18)年の同劇団の公演「星屑(ほしくず)の町」に登場する歌謡コーラスグループから生まれた6人組グループ「山田修とハローナイツ」、同公演で副団長の高梨美沙子さんが演じた登場人物「メリー橘」が出演する。

 座長の石上瑠美子さんは「第1部の演劇は、松本市長が松戸市に新しい風を巻き起こし、全国にその名を知らしめたあの時代に思いをはせて作り上げた作品。第2部では松戸の歌姫が登場する。松戸愛あふれる舞台を見てもらえたら」と来場を呼びかける。

 開演時間は13時、16時(いずれも開場は30分前)。前売り料金は一般=2,000円、小学生=1,000円。定員は各回300人。観覧申し込みはチラシや同劇団ウェブサイトに記載された2次元コードのフォームで10月6日まで、電話(石上さん=090-8101-9347)、松戸観光案内所(松戸市本町)で前日まで受け付ける。

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