食べる 見る・遊ぶ

今年も「松戸宿坂川献灯まつり」開催へ 灯籠流し、とうもろこし市など

坂川を流れる灯籠

坂川を流れる灯籠

  • 4

  •  

 「第18回松戸宿坂川献灯まつり」が8月9日・10日、松戸市の坂川沿道で開かれる。

地元町会が焼きとうもろこしを販売する「とうもろこし市」

[広告]

 近隣自治会・商店会の有志、市民団体や周辺在住の市民有志などで構成される実行委員会が主催する同まつり。坂川沿いの「松龍寺(しょうりゅうじ)」(松戸市松戸)境内にある「すくも塚観音」の縁日「四万六千日」で江戸時代から行われていた「とうもろこし市」に由来する。2006(平成18)年から灯籠流しなどの行事を加えて現在の形になった。例年、2日間で約2万5000人が来場する。

 両日、「四万六千日」に際して松龍寺観音堂に献灯する「四萬六千日献灯」を18時~20時30分に行い、境内一面に竹あんどんを設置。松龍寺参道と坂川沿道には、唐揚げ、焼きそば、かき氷などを売る屋台が並び、「とうもろこし市」では地元町会が手焼きした焼きとうもろこし(500円)を販売する(13時~20時30分)。会場内に4カ所の飲食専用エリアを設け、沿道の寺院・神社の境内での飲食は禁止する。

 祈りや願いの言葉、絵などを書いた灯籠約1300個を小山樋門手前の仮設桟橋から坂川に流す「灯籠流し」を18時~20時30分に行う。灯籠は地元の高齢者が作ったもので、会場周辺の販売店が1個1,000円で8月8日まで扱うほか、ウェブサイトでも1,500円(送料込み)で販売する。

 同時開催イベントとして「坂川ながるるプロジェクト」が「ながるるひかりの夏まつり」をキテミテマツド前「プラザ広場」(松戸市松戸)で13時~20時に開く。「子どもと灯(あか)り」をテーマに、飲料・雑貨の販売やワークショップを行う。

 実行委員会の石井忠英会長は「今年6月に松戸市で開かれた『みどりの愛護のつどい』で、坂川周辺の緑と自然を育む活動に対して『みどりの愛護』功労者として国土交通大臣表彰を受賞した。東京の隣ながらも緑が豊かなこの街の水辺と自然の風景を、皆さんと一緒に未来に残していきたい」と話す。

 開催時間は13時~21時。入場無料。荒天中止。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース