「第1回まつどファンタジーコンサート」が「森のホール21」(松戸市千駄堀)の大ホールで10月14日に開かれる。
松戸市を中心に活動する一般社団法人子供プラス未来(松戸市六高台7、TEL 080-8715-8087)が主催する。同法人は、病気や障害、経済的困難を抱える子どもと家族が夢を持ち、笑顔で暮らせる社会をつくることを目指して2016(平成28)年に設立した。
企業や商店などから寄付を受けた食品を、ひとり親家庭に無償で配布する「こどみらマルシェ」、障害の有無にかかわらず0歳から参加できる人形劇、朗読劇、クラシックコンサートなどの「こどみら鑑賞会」、慢性疾病や障害、経済的困難のある子どもたちに自然観察、登山などさまざまな体験を提供する「こどみらツアー」などの活動を行っている。
今回のコンサートは、松戸市立小金中学校と千葉県立小金高校の吹奏楽部が、ディズニー映画音楽のメドレー、「アンパンマンのマーチ」などを演奏する。病気や障害のある子どもがバギーや車いすのまま観覧できるスペースも設ける。
「子供プラス未来」は「こどみら鑑賞会」の一つとして、声楽家やフルート、ピアノ、アルパ、バイオリン、ハープの演奏家によるコンサートをこれまでに5回行ったが、音楽・楽器演奏をより身近に感じてもらうには子どもたちに年齢の近い中学生や高校生による演奏会も良いのではと考え、吹奏楽で有名な両校に協力を依頼したという。
同法人事務局長の紅谷歩さんは「子どもから大人まで、みんなが楽しめるコンサート。泣いたり声を出したりしても大丈夫。楽器紹介のコーナーもあり、コンサートが初めての方にもお薦め。『音楽のまち松戸』で、子どもたち・親子だけでなく、市民の皆さんが広く参加し、音楽を楽しんでもらえれば」と観覧を呼びかける。
開催時間は13時30分~15時30分(13時開場)。入場無料。定員は1900人。申し込みはメールとチケット販売サイト「Peatix」(ピーティックス)で10月12日まで受け付ける。