コワーキングスペース&コミュニティースペース「Base Bettaku」と併設するコーヒースタンド「BaseCafe」(松戸市小根本)が9月15日、オープンした。
岡外弘実さんと妻のけい子さんが経営する。同店のある場所はもともと、けい子さんの父親が経営するアパートの自室で、父親の転居に伴い店舗にリフォームした。面積は「Base Bettaku」に併設する「BaseCafe」と合わせて44坪。
「Base Bettaku」には5つの部屋があり、同店のLINEでに会員登録すれば自由に利用できる。玄関の開錠・施錠もLINEで行う。主に同スペースの運営を担当するけい子さんは「『みんなの別宅』として、友人とのパーティーや、パソコン作業、勉強、読書、おしゃべり、昼寝など、好きなことに使ってもらえたら」と話す。料金は、1時間=400円、1日=1,600円。
「BaseCafe」は自家焙煎(ばいせん)の豆でコーヒー、エスプレッソ(各500円~650円)、カフェオレ、カフェラテ(550円~700円)などを販売。テイクアウトにも対応する。弘実さんは「毎日飲みたくなるコーヒーを目指し、1杯ずつ丁寧に抽出している。エチオピア・タンザニア・インドネシア・ブラジル産の豆の中から、お客の好みの味を聞いて合いそうな物を提供している」と話す。
けい子さんは「人通りが多くない立地なので、わざわざ来てもらえるような魅力的な場所にしたい。リアル脱出ゲーム、コーヒーの焙煎(ばいせん)講座など、さまざまなイベントを計画している。撮影会やライブなどでの貸し切り利用も気軽に相談してほしい。将来的には新しいコミュニティーを作る拠点になれたら」と意気込みを見せる。
営業時間は7時~22時(「BaseCafe」は18時まで、土曜・日曜・月曜・火曜のみ)。