「駅ピアノフェスティバル in 新鎌ケ谷」が10月5日、北総線新鎌ケ谷駅（鎌ケ谷市新鎌ケ谷1）の待ち合い・交流スペース「STATION LOUNGE こもれび」で開催される。

ピアノを寄贈した河上衛さんらのセッション

　同路線を運営する北総鉄道（新鎌ケ谷4）が、駅の新たなにぎわいや魅力を創出することを目的として、2022年4月、同スペース内にピアノを同路線内で初めて設置した。10時～17時の1回15分、誰でも自由に弾くことができる。土曜・日曜には一日に10人程度が演奏している。

　駅ピアノフェスティバルは、昨年7月に続いて2度目。千葉県内で駅にピアノが常設されているJR木更津駅、勝浦駅、銚子駅でも開かれる。

　10人程度の演奏者を公募し、クラシック、歌謡曲などの演奏会を行う。同駅にピアノを寄贈した河上衛さんが所属するグループ「Piccolino Jazz Quartet（ピッコリーノ・ジャズ・カルテット）」による記念演奏を16時ごろから予定している。

　同社企画室の林奈央さんは「昨年の駅ピアノフェスティバルでは『発表の機会があってうれしい』というお客さまからの声もあり、今年も開催する運びとなった。演奏会をきっかけに『駅ピアノ』を身近に感じてもらい、地域から愛され親しまれるフレンドリーな駅づくりを目指したい。気軽に観覧してもらえれば」と呼びかける。

開催時間は14時～16時30分ごろ。観覧無料。