食べる

松戸・古ケ崎に吉野家新業態「かるびのとりこ」 地元出身の社員が企画

牛かるび丼のカルビ肉は、網で直火じかぶ炙(あぶ)りりしてから提供する

牛かるび丼のカルビ肉は、網で直火じかぶ炙(あぶ)りりしてから提供する

  • 11

  •  

 牛カルビ丼・スンドゥブ専門店「かるびのとりこ 松戸古ケ崎店」(松戸市古ケ崎4、TEL 047-703-5541)が7月23日にオープンした。

スンドゥブ

[広告]

 経営は吉野家(東京都中央区)。牛丼チェーン「吉野家」に加え、レストランタイプのファストカジュアル業態『かるびのとりこ』を10年ぶりの新業態として開発した。同店は、昨年2月にオープンした杉戸高野台店(埼玉県幸手市)、同12月にオープンした春日部店(春日部市)に続く3号店。店舗面積は30坪。席数は、カウンター=4席、テーブル=24席。

 牛肉の買い付けは吉野家のバイヤーが行い、牛肉のうまみを引き出す冷凍熟成の技術も吉野家のノウハウを生かしているという。環境への負荷低減を図るため、牛肉の筋や脂身、タマネギや白菜の芯など規格外の部位を店舗で炊き上げてスンドゥブのベースとなる「とりこスープ」を作るフードリサイクルも、吉野家東京工場と連携して行う。

 「かるびのとりこ」のブランド開発から、商品開発、店舗運営の構築などを担っているのは、松戸市出身の安蒜(あんびる)之彦さん。吉野家で店長経験と経営企画の経験があり、同社新規事業開発推進本部の部長として、各店舗で調理や接客に携わるなど現場の様子を常に注視しながら、「より良いブランド・店舗づくりに努めている」という。

 「牛かるび丼」(並盛り640円)は、冷凍熟成によってうまみを引き出した牛カルビを網でじか火炙(あぶ)り焼きし、香味野菜とリンゴを隠し味にした「とりこたれ」と共に提供する。「スンドゥブ」(730円)は、アサリなどの海鮮のうまみや野菜のうまみ、唐辛子を利かせたスープで食材を煮込んでから提供する。

 冷麺(750円)や、定食・セットメニュー、キムチや浅漬けなどのサイドメニュー、カレーライスやうどんなどの「お子様メニュー」も提供。ドリンクは、プレミアムモルツ(390円)、ハイボール(290円)、ソフトドリンク(各190円)などを用意する。

 安蒜さんは「吉野家で培った知見や構築した基盤を存分に活用し、牛肉のうまさを追求する数々のこだわりを『かるびのとりこ』に注ぎ込んだ。看板メニューの一つ『牛かるび丼』は、並盛りのほか、小盛り、大盛り、横綱、理事長(総重量1キロ)まで幅広いサイズを用意している」とアピールする。

 営業時間は10時~22時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース