ブルワリーパブ「松戸ビール」(松戸市松戸、TEL 047-711-7218)とJR常磐線がコラボしたクラフトビール「常磐の珈珀(こはく)JL25」が現在、常磐線駅内のコンビニエンスストア3店で期間限定販売されている。
JR東日本は昨年7月、地域活性化と新しい駅の魅力創出を目指し、アルコール飲料で沿線を盛り上げる方針を打ち出した。コラボ商品第1弾として、紅茶フレーバーのクラフトビール「常磐セゾンJJ06」を昨年8月~10月に販売し、今回が第2弾。同時に「常磐セゾンJJ06」の再販売も始めた。
「常磐の珈珀JL25」の開発に当たり、常磐線松戸駅と新松戸駅の駅員が企画段階から味の調整まで参加した。商品名の「珈珀」は、商品の特徴であるコーヒーの要素を感じさせるネーミングを検討する上で、ビールの色を形容する際に使われる琥珀(こはく)色の文字をアレンジして命名したという。「JL25」は新松戸駅の番号。
松戸ビール代表の渡邊友紀子さんは「ブラジルの桜が咲く時期に実るコーヒー豆『さくらブルボン』に由来する優しく香ばしい風味と香りが特徴で、さまざまなフードとのペアリングが楽しめる」とアピールする。
7月1日の販売開始から1カ月がたち、「新松戸まつり」や「松戸花火大会」などのイベント開催時には大手各社のビールと肩を並べるほどの売り上げで、最近では土産物やギフトとしてまとめて購入する人も多いという。
330ミリリットル瓶入りで、いずれも価格は850円。「NewDays KIOSK 松戸駅改札外」「NewDays 新松戸改札外」「NewDays 馬橋」で取り扱う。