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松戸市内各所で「桜まつり」 飲食出店、ステージ演奏、フリマなど

昨年の「常盤平さくらまつり」の様子

昨年の「常盤平さくらまつり」の様子

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 桜まつりが3月30日・31日、松戸市内3カ所の桜の名所で開催される。

みこしパレード

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 「常盤平さくらまつり」の会場となる「常盤平さくら通り」は、JR武蔵野線新八柱駅・新京成線八柱駅から新京成線常盤平駅前を経て、新京成線五香駅まで約2.5キロにわたって続く桜並木。樹齢50年以上のソメイヨシノやオオシマザクラの並木が連なり、開花時期には桜のトンネルとなる。1987(昭和62)年に「日本の道100選」に指定された。

 今回の常盤平さくらまつりは千葉県誕生150周年、松戸市制施行80周年、さくらまつり開催50周年記念行事として開催。常盤平さくら通りの沿道などにキッチンカーをはじめ、飲食、おもちゃ、雑貨の露店が並ぶほか、千葉県警察音楽隊、鼓笛隊、サンバ、みこしのパレード、市立金ケ作中学校、栗ケ沢中学校、常盤平中学校の吹奏楽部の演奏、よさこいの演舞、ブレイクダンスなどの披露がある。

 六高台地域の中央を通る約1キロの道路の両側にソメイヨシノの木が並ぶ「六高台さくら通り」では「第40回六実桜まつり」が開かれる。フリーマーケット約110店、露天約150店が出店するほか、ステージでは市立六実高校・六実中学校の吹奏楽部の演奏、六実中学校合唱部の合唱、カラオケ大会、イベント広場ではエア遊具の設置、ミニSLの運行などを行う。

 「第34回八柱さくらまつり」は新八柱駅・八柱駅南口ロータリーで開催。特設ステージで太鼓の演奏、フラダンス、ウクレレの演奏、空手の演武、市立松戸高校・牧野原中学校の吹奏楽部の演奏などを予定している。

 八柱さくらまつり実行委員会の飯沼誠委員長は「今回の八柱さくらまつりは、現在の『さくら通り』入り口付近にあった江戸幕府の出先役所『金ケ作陣屋』の設立300年記念行事でもある。いま私たちがさくらまつりを楽しんでいる八柱・常盤平・五香六実は天領地であり、金ケ作陣屋の施策で幕府の歴代将軍がここで4回『御鹿(おしし)狩り」』を行った。そんな地域の歴史にも思いをはせてもらえれば」と話す。

 開催時間は、常盤平さくらまつり=両日11時~17時、六実桜まつり=同9時~16時、八柱さくらまつり=30日(雨天時は31日)10時~16時。

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