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松戸の坂川沿道で今年も「河津桜まつり」 飲食屋台、スタンプラリーなど

昨年開かれた「第11回松戸宿坂川河津桜まつり」の会場

昨年開かれた「第11回松戸宿坂川河津桜まつり」の会場

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 「第12回松戸宿坂川河津桜まつり」が3月2日・3日、松戸市の坂川沿道で開催される。

野だて会場

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 春雨橋親水広場から小山樋門(こやまひもん)(以上、松戸市松戸)にかけての約500メートルの区間で例年2月下旬から3月上旬にかけて見頃を迎える河津桜を飲食屋台や催し物などとともに楽しんでもらう同イベント。松戸宿商業振興連合会が中心となり、商業振興、環境美化、世代間交流、コミュニティー再構築を目指して行う。会場付近は江戸時代の宿場町で、松戸宿(しゅく)と呼ばれていた。

 会場では、甘酒、お汁粉などの飲食物を販売する屋台や、野だて、物品販売などの催しを行う。屋台は松戸神社参道と坂川沿道に21店が出店を予定しているほか、新たに春雨橋親水広場に設けるフードコートにもキッチンカーとテント合わせて6店が出店する。コロナ禍明けで4年ぶりの開催だった昨年と異なり、会場内の食べ歩きはできるようにしているが、神社・寺院の境内で食べ歩かないように求める。

 同時開催される「矢切ねぎまつり」では、松戸特産品の矢切ねぎ3000本を販売する。

 関連イベントとして、「戸定さくら雛(びな)」が2月20日から、戸定歴史館(同)で展示される。国指定重要文化財の戸定邸の表座敷に手作りのひな人形を飾り、桃の節句を祝う。観覧には入館料(一般250円)が必要。会場内と松戸宿エリアの商店会の協賛店では現在、「さくらまつり謝恩セール」を実施している。購入額に応じて押印されるスタンプラリーを行い、得点に応じて会場で景品を進呈する。いずれも3月3日まで。

 実行委員会事務局長の近藤善信さんは「コロナ明けの昨年は、思いがけず多くの皆さんの来場で会場が少々手狭だったので、今年は少しでもゆったり楽しんでもらおうと、出店や通路の並びを見直した。河津桜は開花時期が長いので、桜まつり以外の日にも花見に訪れてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は11時~16時(フードコートの営業は10時から」)。入場無料。荒天中止。

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