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新松戸中央総合病院に放射線治療センター 3台の治療機器を導入

高精度リニアック(直線加速器)の「TrueBeam」

高精度リニアック(直線加速器)の「TrueBeam」

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 新松戸高精度放射線治療センター(SMARTセンター)が1月9日、新松戸中央総合病院(松戸市新松戸1、TEL 047-345-1111)内にオープンした。

新松戸高精度放射線治療センターの受付

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 同病院は1979(昭和54)年設立。当時の診療科は5つだったが現在は32の診療科に対応し、342床の病床を持つ。同センターは5月までに3台の放射線治療機器「TrueBeam」「ZAP-X」「Flexitron」と核医学検査PET/CT装置を導入して放射線治療の適用となるがん全てを対象にした治療を行う。1日当たり40人の治療が可能。外来での治療を基本にしているが、通うことが難しい人は同院の病棟に入院することもできるという。

 「WHO(世界保健機関)によると、放射線治療機器は人口100万人当たり7台が必要といわれているが、当院が導入するまで人口152万人の東葛地域には6台だった」とセンター長の医師で伊丹純さん。「医療機関の紹介状は、あれば望ましいが必須ではないので、治療を希望する人はまず受診してほしい」と話す。

 営業時間は8時30分~17時。土曜・日曜・祝日定休。

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