「まつど音楽フェスティバル」が10月28日、「21世紀の森と広場」（松戸市千駄堀）と「森のホール21」（同）で開催される。

「松戸市音楽優秀校演奏発表会」には10校が出場する

　2021年から毎年秋に開かれている同イベント。21世紀の森と広場内の特設ステージ「ブリッジステージ」と「グリーンステージ」では、和太鼓演奏団体「大江戸助六流太鼓 菖友會（しょうゆうかい）」、在日ベトナム人のバンド「KOI MUSIC」、ピアニカ、パーカッション、ギターなどの演奏家のグループ「ピアニカの魔術師」など8組のアーティストがステージパフォーマンスを披露する。

　森のホール21の大ホールでは今年度、吹奏楽や合唱のコンクールで優秀な成績を収めた松戸市内の小・中学校10校が出場する「松戸市音楽優秀校演奏発表会」、弦楽器とピアノの演奏家5人による、小さな子どもも鑑賞できる「0歳から楽しめるコンサートシリーズ」、松戸法人会の招待を受けた中学校3校の吹奏楽部などによる演奏会が行われる。

　小ホールでは、メンバー全員が松戸市出身のロックバンド「TENDOUJI（テンドウジ）」が14時30分～15時30分にライブを行う。森のホール21、ブリッジステージ、グリーンステージの模様は、「松戸音楽フェスティバル」ユーチューブチャンネルでライブ配信する。

　21世紀の森と広場内の「光と風の広場」と「ワークショップエリア」などでは、参加型打楽器セッション「ドラムサークル」、実際にハンドルを回して演奏を体験できる「手回しオルガン」、マジック・ジャグリング・バルーンアートの2人組「ピエトロニカ」によるコンサートショー、松戸市立博物館による「こけしマラカス作り」など10種類のワークショップを予定している。

　千駄堀池に面した「池のほとり」には段ボールで作られたピアノを設置。来場者が演奏できる（経験者のみ、1回5分程度）ほか、14時～14時30分にはピアニストの「ヒビキpiano」さんが演奏を披露する。会場内2カ所にキッチンカー21台が出店し、カレーライス、ハンバーガー、パスタ、焼き芋、クレープなどを販売。

　事務局を務める松戸市教育委員会社会教育課の前野恵志さんは「お子さんから大人まで幅広く音楽を楽しめるイベント。『音楽のまち松戸』を体験してもらえれば」と来場を呼びかける。

　開催時間は9時30分～16時。入場無料。雨天決行（一部催しの開催場所変更・中止の場合あり）。