中高生向けフリースペース「ポップコーンまつど」(松戸市本町)が8月2日~5日、夏祭りが開かれる。
夏祭りでは輪投げ、ヨーヨー釣りなど縁日ゲームを行う(その2)
「ポップコーンまつど」は松戸市が「中高生の居場所づくり事業」の一環として2018(平成30)年に開設し、NPO法人「まつどNPO協議会」が運営するフリースペース。市内に5カ所ある「中高生世代の居場所」の中で最初にオープンした。
13歳~18歳の中高生世代(在勤者含む)が、勉強する、本を読む、遊ぶ、友達と話すなど自由に過ごせるのが特徴で、1カ月におよそ80人~100人の利用があるという。開館時間中はスタッフ2人が常駐。大学生のスタッフが不定期で「学習サポーター」として学習についての利用者の相談に応じる。学習サポーターがいる日は同施設のウェブサイトで案内している。
夏祭りでは、輪投げ、ヨーヨー釣りなど縁日ゲーム、ボードゲーム体験会などを行う。ビンゴ大会では勝ち残った人に景品として駄菓子を進呈。浴衣の試着コーナーも設け、自由に着て写真を撮ることができるようにする。
同施設スタッフの石川静枝さんは「夏祭りをきっかけに、『ポップコーンまつど』を、一人でも多くの中高生世代とその保護者に知ってほしい。学校とも、塾とも、家庭とも違う、いろいろな人と出会える、ホッとできる場所を持つのは大切」とアピールする。
通常の開館時間は、金曜=17時~20時、土曜・日曜=11時~18時30分(7月20日~9月3日は11時~18時30分。月曜休館)。夏祭りは8月2日~5日の開館時間中を通して行う。入館無料。