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松戸で「小金宿まつり」開催へ-前夜祭でジャズフェスも

「小金宿まつり」の「さんさん音頭コンテスト」の様子

「小金宿まつり」の「さんさん音頭コンテスト」の様子

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 JR常磐線北小金駅の駅前広場で8月30日・31日、「第19回小金宿まつり」が開催される。

「小金宿まつり」の前夜祭「ジャズフェスティバル」では、プロのジャズミュージシャン大隅寿男さん率いる「大隅寿男カルテット」が出演する予定

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 小金宿は、江戸時代・旧水戸街道の「千住宿」から数えて3番目の宿場町で、現在の松戸市小金にあたる。当時、家並みは150軒ほどの小さな宿場町だったが、近くに鷹場が設けられていたことから水戸藩に重用され、水戸藩専用の本陣と他藩用の本陣が置かれるなど特徴のある宿場で、近くに幕府の軍用馬を育成する「小金牧」もあり、幕府にとっては重要な場所だった。

 旧水戸街道沿いには、大きな門構えと広い庭を持った旧家が多く、中でも江戸時代後期に建てられた鈴木家の「旅籠玉屋」は当時の姿をとどめる貴重な歴史的建築物。ドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」創業の地でもあり、創業者の故・松本清さんは元松戸市長で、住民の要望をすぐに実行する「すぐやる課」で有名。「小金きよしヶ丘」「小金清志町」などの地元の名士である松本さんの名前を付けた地名が存在する。

 同イベントは、旧水戸街道の「小金宿」をしのび、地域の人々の積極的な働きかけで始まった。8月30日は、国道6号線の北小金駅入り口交差点から駅前交差点までを通行止めにして、地元小学校の吹奏楽演奏、消防音楽隊のパレードやはしご車・起震車体験などを行う。そのほか期間中、駅前広場で露店の出店や伝統の「小金囃子」、「阿波踊り」「小金サンバ」「さんさん音頭コンテスト」「よさこい鳴子踊り」などを予定。

 前夜祭として8月29日に北小金駅前2階デッキで、「ジャズフェスティバル」も開催する。

 開催時間は、29日の前夜祭=18時~21時、30日・31日の本祭=16時~21時を予定。

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