講演会「山崎直子の宇宙の教室~宇宙飛行士とプラネタリウム~」が8月27日、松戸市民会館(松戸市松戸)ホールで開催される。
松戸市民会館のプラネタリウムは1978(昭和53)年に開設。松戸市出身の宇宙飛行士、山崎直子さんが幼少期に通っていたことから、2010(平成22)年に「NAOKO SPACE PLANETARIUM(ナオコ・スペース・プラネタリウム)」の愛称が付けられた。山崎さんが同年4月20日に地球に帰還したことを記念し、市は4月20日を「まつど宇宙と科学の日」に制定している。
山崎さんは2013(平成25)年に松戸市天空スーパーアドバイザー兼松戸市民会館名誉館長に就任。同館では同年から、2020年を除く毎年、「天文教室」として山崎さんを招いて講演会などを行っている。
今回の講演会は松戸市制施行80周年・プラネタリウム誕生100周年記念事業として企画。宇宙飛行士にとってプラネタリウムがどのように役立つのか、山崎さんが実際に体験した訓練の様子などを踏まえ、小・中学生にも分かりやすい内容で講演する。
市生涯学習部社会教育課の福田純也さんは「講演をきっかけに、天文・宇宙や市民会館プラネタリウム室に興味を持ってもらえたらうれしい。皆さまの参加をお待ちしている」と呼びかける。
開催時間は13時30分~15時30分。参加無料。定員は1000人。小学生は保護者の同伴が必要。未就学児の入場不可。要予約。同館ウェブサイトで受け付ける。7月25日17時締め切り。応募多数の場合は抽選。