食べる 暮らす・働く

松戸の焼き肉店が子ども食堂 25食の弁当を月1回無償提供

6月21日に提供する「きのこのオムカレー」

6月21日に提供する「きのこのオムカレー」

  • 4

  •  

 「焼肉ダイニング あがり」(松戸市二十世紀が丘丸山町、TEL 047-394-4629)が、小学生以下の子どもを対象に弁当を無償提供する「子ども食堂」を6月21日から毎月第3水曜に開く。

子ども食堂のメニューは管理栄養士・料理研究家のもあいかすみさんが監修した

[広告]

 同店は「焼肉 あがり」(松戸市本町)の姉妹店として2021年11月にオープン。「焼肉 あがり」は地域貢献活動として、2020年5月から6月にかけて、松戸市立総合医療センターの医療従事者に黒毛和牛弁当1300食を無償提供した。近年、子どもの貧困が国内で大きな問題になっている現状を踏まえ、地域の未来ある子どもたちへ少しでも支援になればという思いから今回、「焼肉ダイニング あがり」で子ども食堂を始めることを決めたという。

 「きのこオムカレー」「定番焼肉弁当」「肉野菜ちらし寿司(ずし)弁当」のいずれかを月替わりで25食提供する。管理栄養士・料理研究家のもあいかすみさんが、食べ応えと栄養のバランスを考慮してメニューを開発した。6月の月替わりメニューは「きのこのオムカレー」。

 提供を受けるには、当月1日から配布日の2日前までに、電話または来店して予約する(先着順)。受け渡しは当日16時~20時に店頭で行う。

 同店を運営する大幸の福島圭一郎社長は「地域の未来ある子どもたちの笑顔をつくるために、子ども食堂をスタートさせ、明るい地域社会を目指す。子どもたちが安心して、おなかいっぱい食べられる機会を、スタッフ一同で積極的に提供していきたい」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース