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「きたまつどごみぜろくらぶ」が1周年 ごみ拾いを通じて人のつながり広げる

前回(4月)の活動は坂川の桜を見ながらごみ拾いをした

前回(4月)の活動は坂川の桜を見ながらごみ拾いをした

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 北松戸駅(松戸市上本郷)周辺のごみ拾いを行うボランティア団体「きたまつどごみぜろくらぶ」が活動開始1周年を迎えた。

拾ったごみを分別する(昨年11月)

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 同団体の代表を務める井坂千穂さんは、自分の子どもの顔を知っている大人、子ども自身が顔を知っている大人をそれぞれ増やしたいとの思いから、さまざまな地域活動を行ってきた。誰でも参加できるごみ拾いを通して地域でのつながりを広げるために、昨年5月から月に1回、参加者を公募してごみ拾い活動「まちのゴミ、ぜんぶひろってみた!!」を行っている。

 5月6日に行う次回の活動には、ごみ清掃員でお笑いコンビ「マシンガンズ」メンバーの滝沢秀一さんが参加し、一緒にごみ拾いをする。終了後、9時から1周年記念イベントとして、フィンランド発祥のアウトドアスポーツ「モルック」体験、電動トライク(三輪車)の試乗体験、駄菓子・綿あめの販売、紙芝居の上演を行う。

 参加者は7時に仲台公園(松戸市北松戸3)に軍手とトングを持参して集合し、準備運動としてラジオ体操をした後、7つのグループに分かれて歩きながらごみを拾う。仲台公園に再び集合し、拾い集めたごみを分別して、どんなごみがあったか、どこにごみが多かったかなど感想を述べ合う。

 井坂さんは「ごみ拾いを通じて、町への愛着が湧き、思わぬ出会いにつながっている。3月からは東松戸でも町会主催で同様のごみ拾い活動が始まった。他にも活動を広げてくれる団体が手を挙げてくれるとうれしい」と話す。

 1周年を機に、さらに地域でのつながりを増やすため、6月から北松戸会館で第1土曜に「駄菓子屋ひろば きたまつどみらい堂」を開催する。ボードゲームコーナーや幼児が遊べるスペース、リサイクル工作室などを設ける予定。井坂さんは「これらの活動を通して、子どもたちにとって知っている大人が増える機会をつくっていければ」と意気込みを見せる。

 1周年イベントの開催時間は7時~12時。参加無料。雨天時は5月13日に延期(滝沢さんは参加せず、内容も変更の可能性がある)。

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